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妊娠中のお菓子の選び方|原材料と製造環境の見方
妊娠中のお菓子は「何が入っているか」と「どこで作られたか」で見分けられます。原材料表示と製造環境の読み方、そして量とタイミングの考え方をまとめました。
この記事の答え
見るのは3つ。原材料・製造環境・量とタイミングです。表示だけで分からないときは店に聞くのが確実で、気になるときはかかりつけの医師に相談してください。
見ておきたいこと
- 原材料表示は使用量の多い順に並ぶ。最初の2〜3個を見れば中身が分かる
- 洋酒はケーキだけでなく、焼き菓子やドライフルーツにも使われる
- カフェインはチョコレート・ココア・紅茶・抹茶にも含まれる
- 「小麦不使用」は原材料の話。同じ厨房での混入とは別のこと
妊娠中のお菓子で、何が気になるのか

妊娠が分かってから、口に入れるものが急に気になりはじめた。そういう方は多いと思います。店頭でも「これ、食べても大丈夫ですか」と聞かれることが増えました。
とはいえ、お菓子を一切食べないと決めるのは、あまり現実的ではありません。つわりの時期にやっと食べられたのが甘いものだった、という話もよく聞きます。我慢すること自体が負担になるなら、本末転倒ではないでしょうか。
気にする対象を絞ると、選びやすくなります。私たちが店頭でお伝えしているのは、原材料と製造環境、それに量とタイミングの3つです。この3つ以外は、ひとまず置いておいていい。全部を気にしようとすると、結局なにも選べなくなります。
以下、それぞれをどう見ればいいかを順に書きます。専門的な判断が必要なところは、最後にまとめて触れます。
原材料表示の見方
原材料表示は、使用量の多い順に並ぶことが決められています。つまり最初の2〜3個を見れば、そのお菓子が何でできているかがだいたい分かります。砂糖が先頭に来ていれば砂糖菓子ですし、粉が先頭なら焼き菓子です。
裏返すと、後ろのほうに並んでいるものは量が少ない、ということでもあります。気になる原材料が末尾にあるなら、そこまで神経質にならなくてもいい場合があります。ただし、アレルギーのように「微量でも反応する」ものは別です。量の多い少ないでは判断できません。
洋酒は焼き菓子にもよく使われる
お酒を使うのはケーキだけだと思われがちですが、パウンドケーキやフィナンシェ、タルトの土台などにも、香りづけとしてラム酒やキルシュが使われていることがあります。ドライフルーツが洋酒に漬けられていることも多い。
加熱でどのくらい飛ぶかは、加熱の温度と時間、生地の厚みによって変わります。「焼いてあるから大丈夫」とも「残っているから危ない」とも、一律には言えません。気になる方は、表示を確認するか、店に聞くのが確実です。
カフェインはチョコレート・ココア・紅茶にも入る
カフェインというとコーヒーが思い浮かびますが、チョコレートやココア、紅茶、抹茶を使った焼き菓子にも含まれます。お菓子1つあたりの量は多くありませんが、飲みものと合わせると積み上がります。
1日の合計で考えるのが現実的です。午後に紅茶を飲むなら、お菓子はカフェインの入っていないものにする。そのくらいの調整で足ります。
製造環境の見方

ここが、表示だけでは分からないところです。原材料に書かれていなくても、同じ厨房で扱っている材料が微量に混ざることがあります。同じオーブン、同じ作業台、同じ粉ふるい。小麦粉は空気中に舞うので、まったく触れさせないのは簡単ではありません。
アレルギーの程度によっては、ここまで確認が必要になります。「小麦不使用」と書かれていても、それは原材料の話であって、製造環境の話ではないことがあるからです。
表示だけで分からないときは、お店に聞くのがいちばん確実です。そして、聞かれてすぐ答えられる店を選ぶ、という見方もできます。自分の店の作り方を把握していれば、答えられないはずがありません。曖昧な返事しか返ってこないなら、それも1つの情報です。
量とタイミング
3つめが量とタイミングです。これは原材料ほどはっきりした基準がないぶん、自分の感覚で決めていい部分でもあります。
一度にたくさん食べるより、少しずつ回数を分けたほうが体が楽だった、という声はよく聞きます。つわりの時期は特にそうかもしれません。反対に、食後のデザートとして少量なら気にならない、という方もいます。
決まったやり方があるわけではないので、ここは無理に統一しなくていいと思っています。体調が日によって変わる時期ですから、その日の自分に合わせるほうが続きます。
L for You の場合

最後に、私たちの店の場合を書いておきます。安心です、とは申し上げません。原材料と製造環境をそのままお伝えするので、判断はご本人とかかりつけの医師にお任せします。
焼き菓子は全品グルテンフリー・全品ヴィーガンです。小麦粉・卵・乳製品を使わず、白砂糖(精製されたサトウキビ)も使いません。製造時に加えているのは、ユーロオーガニック認証のベイキングパウダーのみです。
一方で、正直にお伝えしておきたいこともあります。くるみ・アーモンドなどのナッツ類を使う商品があり、洋酒やカフェインを含む原材料を使う商品もあります。また、同じ厨房で小麦を扱う商品も製造しているため、微量の混入の可能性を完全には否定できません。
どの商品に何が入っているかは、店頭でもオンラインストアでもお答えできます。気になることがあれば、遠慮なく聞いてください。聞かれて困る作り方はしていないつもりです。
この記事で触れている焼き菓子
よくあるご質問
- 妊娠中でも食べられるお菓子はどう選べばいいですか
- 原材料と製造環境を確認し、判断はご本人とかかりつけの医師に委ねてください。
AFRODE CLINIC 監修(原材料の選定と製法の設計について)
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