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黄色い台の上のステンレスのボウルで、手袋をした手が泡立て器を使い、うすいピンク色の粉類を混ぜているところ

GUIDE

てんさい糖とは?白砂糖(上白糖・グラニュー糖)との違いを原料とつくり方で整理

お菓子の原材料で見かける「てんさい糖」。白砂糖とは何が違うの?と思ったことはないでしょうか。てんさい糖とは何か、原料とつくり方、上白糖・グラニュー糖との違いをまとめました。

この記事の答え

てんさい糖は、てん菜(ビート・砂糖大根)の根からつくる砂糖です。てん菜はホウレンソウの仲間で、国内では北海道でつくられています。上白糖・グラニュー糖などの白砂糖との主な違いは原料と呼び方で、てんさい糖も砂糖のなかまです。

見ておきたいこと

  • てんさい糖は、てん菜(ビート・砂糖大根)の根からつくる砂糖です
  • てん菜はホウレンソウの仲間で、国内では北海道でつくられています
  • 上白糖・グラニュー糖は仕上がりの種類の名前で、原料はさとうきびのことも、てん菜のこともあります
  • てんさい糖も砂糖のなかまです。てんさい糖で甘みをつけたお菓子は「砂糖不使用」には当たりません

てんさい糖とは、てん菜(砂糖大根)からつくる砂糖

てんさい糖は、てん菜という植物の根からつくる砂糖です。てん菜は「ビート」「砂糖大根」とも呼ばれますが、ヒユ科に属するホウレンソウの仲間です。寒い気候を好むので、国内では北海道でつくられています。

てん菜とさとうきび、2つの砂糖の原料
てん菜さとうきび
別の呼び名ビート・砂糖大根甘蔗(かんしょ)
砂糖をとる部分カブのような形の根茎
国内の主な産地北海道鹿児島県の南西諸島・沖縄県
できた砂糖の呼び名てん菜糖甘しゃ糖

農畜産業振興機構「砂糖の原料について~てん菜~」をもとにしています。

「てん菜糖」と書くこともあります。国内でつくられる砂糖のうち、約8割がてん菜からつくる砂糖です。残りは、鹿児島県や沖縄県でさとうきびからつくられています。

てんさい糖のつくり方

てん菜は秋に収穫され、すぐに北海道の製糖工場へ運ばれます。根を細く切り、温水に浸して糖分を取り出し、その糖液を煮詰めて砂糖の結晶にします。

てん菜から砂糖ができるまで
することメモ
植えて、収穫する春(大型連休のころ)に植え、10〜11月に収穫収穫後すぐに製糖工場へ
細く切る洗った根を、千切り大根のような細片にする「コセット」と呼びます
糖分を取り出す細片を温水に浸して、糖分を溶かし出す—
煮詰めて結晶にする糖液を煮詰めて、砂糖の結晶を分けるてん菜1kgから約160gの砂糖ができます

農畜産業振興機構の解説をもとにした一般的な流れです。細かな工程や仕上げ方は、工場や商品ごとに違います。できる砂糖の量は年によって変わります。

さとうきびは、産地の工場でいったん「原料糖」にしてから、消費地に近い工場で白い砂糖に仕上げます。てん菜は、多くが北海道の工場で、そのまま白い砂糖まで仕上げられます。

白砂糖(上白糖・グラニュー糖)との違いは、原料と呼び方

「白砂糖」は、上白糖やグラニュー糖などの白い砂糖を指して、ふだん使われる言葉です。上白糖・グラニュー糖は仕上がりの種類の名前で、原料はさとうきびのことも、てん菜のこともあります。

てんさい糖と、上白糖・グラニュー糖の違い
てんさい糖上白糖・グラニュー糖
名前のつけ方原料(てん菜)の名前仕上がりの種類の名前
原料てん菜さとうきび、またはてん菜
色お店で売られているものは、薄い茶色が多い白
よく使われる場面料理やお菓子上白糖は何にでも(国内の砂糖の消費量の約半分)。グラニュー糖はクセのない甘みで、コーヒー・紅茶にも

農林水産省「砂糖の種類」・農畜産業振興機構の解説をもとにした一般的な違いです。色や風味は商品ごとに違います。

「てんさい糖」は、原料の名前で呼ぶ言い方です。呼び方の軸が違うので、てん菜からつくったグラニュー糖もあります。てんさい糖も砂糖のなかまです。甘さに関わる表示の違いは白砂糖を使わないお菓子の選び方にまとめています。

てんさい糖の色と風味

白い砂糖は、糖液から色素などの砂糖以外の成分を取り除き、結晶だけを取り出したものです。茶色い砂糖の色は、糖液を煮詰めるときの加熱や、糖みつを残す作り方からつきます。

ボウルの中のうすい赤色のそぼろ状の生地に、手袋をした手が別のボウルから白い液体を注いでいるところ
ビーツのクッキーの生地に、液体を加えて混ぜているところ。

お店で「てんさい糖」として売られているものには、薄い茶色のものが多くあります。白い砂糖の代わりに使うと、仕上がりの色や香りが少し変わることがあります。色や風味の残し方は商品ごとに違うので、袋の名称や説明を見て選びます。

L for You の焼き菓子とてんさい糖

L for You の焼き菓子は全品ヴィーガンで、小麦粉・白砂糖(精製されたサトウキビの砂糖)を使っていません。甘みには、てんさい糖などを使っています。原材料表示では「有機てんさい粉」と書いています。

L for You の焼き菓子と、原材料名での「有機てんさい粉」の位置
原材料名での位置ほかの甘みのもと
チョコレートサンド・ビーツクッキー5番目有機アガベチョコレート・有機アガベシロップ
オートミールクッキー4番目有機アガベチョコレート
グルテンフリードーナツ(3種)3番目(いちごは4番目)味によって、有機いちご・ドライフルーツ・有機アガベチョコレート
米粉パウンドケーキ(4種)3番目味によって、バナナ・ドライいちじく・チョコチップ

オンラインストアの商品ページの原材料表示(2026年10月23日時点)によります。原材料名は使っている量の多い順に並びます。最新の表示は商品ページでご確認ください。

天板にすき間なく並んだ、焼き上がったハート形のピンク色のクッキー
焼き上がったビーツのハート形クッキー。

商品ごとの原材料はオンラインストア(新しいタブで開きます)の商品ページに載せています。ギフトセットは贈り先へ直送できます。南青山の店頭でも、いつでも買えます。

小麦粉は使用していません。厨房で小麦を扱うことはありません。ただし、原材料がつくられる場所の近くで小麦を扱っている場合など、原材料由来の微量の混入(コンタミネーション)までは否定できません。また、クルミ・アーモンドなどのナッツを使用している商品があります。

この記事で触れている焼き菓子

よくあるご質問

てんさい糖とは何ですか?
てん菜(ビート・砂糖大根)の根からつくる砂糖です。てん菜はヒユ科に属するホウレンソウの仲間で、国内では北海道でつくられています。
てんさい糖と白砂糖は、何が違いますか?
主に原料と呼び方が違います。てんさい糖は、てん菜からつくる砂糖を原料の名前で呼ぶ言い方です。上白糖・グラニュー糖は仕上がりの種類の名前で、原料はさとうきびのことも、てん菜のこともあります。
てんさい糖と「てん菜糖」は同じですか?
どちらも、てん菜からつくる砂糖のことです。お店では「てんさい糖」の名前で、薄い茶色の砂糖が売られていることが多くあります。
てんさい糖は砂糖ですか?
はい、砂糖のなかまです。てんさい糖で甘みをつけたお菓子は「砂糖不使用」には当たりません。
てんさい糖は、白い砂糖の代わりに使えますか?
料理やお菓子に使われています。薄い茶色のてんさい糖は色と風味があるので、白い砂糖の代わりに使うと、仕上がりの色や香りが少し変わることがあります。
L for You のお菓子は、てんさい糖を使っていますか?
はい。白砂糖(精製されたサトウキビの砂糖)は使わず、甘みにはてんさい糖などを使っています。原材料表示では「有機てんさい粉」と書いています。クルミ・アーモンドなどのナッツを使用している商品があります。

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クルミ・アーモンドなどのナッツを使用している商品があります。 小麦粉は使用していません。厨房で小麦を扱うことはありません。ただし、原材料がつくられる場所の近くで小麦を扱っている場合など、原材料由来の微量の混入(コンタミネーション)までは否定できません。

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